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仮想通貨はバブルなのか?初心者でもわかるように解説していく


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仮想通貨が世間を賑わせている。急激な値上がり、投資家の熱狂。この姿はまるでバブルのようではないかと、巷では噂が多くされている。

 

仮想通貨については僕も一部の資金を投資しているのだが、投資をしていて思うことは、仮想通貨は投資ではなく"投機"に近いということだ。

 

それでも、長期的な目線に立てば、仮想通貨を投機ではなく投資として捉えることもできると僕は思っている。

 

そこで今回は、仮想通貨に対する僕なりの見解を述べ、今後の投資の見通しについて分析していきたい。

 

 

そもそもバブルとは?

そもそもバブルとは何なのだろうか?初心者でもイメージしやすいように、バブルの定義から説明していきたい。

 

バブルとは、実態価値と期待価値が大きく乖離した状態のことを指す。

 

実態価値と期待価値の差が膨れ上がる状態がバブル

バブルについてイメージしやすいように不動産に捉えてみよう。

 

例えば土地付きの不動産の場合、土地と上家で「この物件はこれくらいの値段が妥当だろう」という「実態価値」がまず存在する。

 

そこに、不動産需要が活発になり、その物件を買いたい人が増えれば増えるほど、この物件価格は実態価値より大きくなっていく。「これくらいなら買ってもいい」「いや、こっちはこれくらい出せる」というふうに、投資家の間で物件に期待する価値が変化していく。これが「期待価値」だ。

 

そしてバブルとは、期待がとにかく先行しすぎて、本来の価格である実態価値と、期待価値の差が大きくなりすぎた状態を指す。

 

不動産バブルが崩壊したときは、物件に対して実態価値を大きく超える期待価値が付き、「今の値段は実態価値と大きく乖離がありすぎる。いまのうちに売った方が良いな」と現実を直視できた人が売りに走り、結果として「後に続かねば・・!」と売りが売りを呼ぶ状況になり、期待価値が暴落したのだ。これが、バブルの終焉の形だ。

 

つまり、バブルとは、単純に大きくなりすぎた期待価値がしぼみ、実態価値に近づいていく、ないしは実態価値以上に価格を下げる現象なのだ。

 

常に実態価値を考えることが重要

つまりだ、バブルで被害を受けないためには、とにかくその実態価値を見続けること、これが極めて重要なのだ。実態価値さえつかむことができれば、バブルに踊らされることなどない。

 

なぜなら、バブル下であなたに目の前に存在する価格は、実態価値ではなく「期待価値」だからだ。あなたがその商品の実態価値を正確に認識し、期待価値が実態価値と大きく乖離していると判断できれば、高値掴みをすることはなくなる。

 

「でもそんなことわからない・・」と思うかもしれない。だからこそ、投資初心者はまず勉強しなければいけないのだ実態価値をつかむために、自分が投資する商品をちゃんと理解する。その商品が世の中にどういう価値を与えるものか、ちゃんと理解することが重要だ。

 

自分が投資する商品を理解しない間に大きなお金を投資することは、耐久性もわからない、いつ沈むかもしれない船に財産を置いて、大海原へ旅させるようなものだ。

 

この認識が甘く、「仮想通貨はいま儲かるらしいぞ!」と、商品を調べることもせず多額の投資を行うことは、もはや投資ではなく投機ということだ。そして、こういうスタンスで一攫千金を狙う個人投資家が増えていることから、僕は現状の仮想通貨市場は投資ではなく"投機"で動く市場だと捉えている。賢くない参加者が多いからだ。

 

仮想通貨はバブルなのか?

では実際、仮想通貨はバブルなのだろうか?個人的にはほとんどの仮想通貨はバブルだと考えている。

 

ただし、一部の実態が伴い始めた通貨に関しては、バブルとも言い切れない状態になってきたと判断する。

 

大半の商品は完全なバブル、一部の商品はバブルとは言い切れない

仮想通貨には1,000種類近くの通貨が存在する。そもそも通貨とは認められていないのだが、疑似通貨は1,000種類近く存在する。

 

そしてこのうち、大半の商品は完全なバブル模様で、一部の商品はバブルとは言い切れない。

 

この違いは、まさしく前述した実態価値の差にある。いま世に出ている多くの仮想通貨は、実用性がないものがほとんどだ。つまり、実態価値がないのだ。実態価値がないのに、期待だけ先行して高価格がついているので、これらは完全にバブルだ。

 

イーサリアムの事例

一方、実態価値がついてきている仮想通貨も一部で存在する。たとえばイーサリアムだ。

 

イーサリアムは実生活で使える技術を持つ。イーサリアムブロックチェーンの暗号技術を利用しているが、「誰にいつ送金した」という取引記録を管理できる技術がある。

 

そしてイーサリアムの実態価値を上げているのは、スマートコントラクトという技術だ。これは、世界中のあらゆる「契約」を、自動でネットで保存、実行していく機能だ。

 

たとえばあなたが誰かにお金を支払う契約をしたとしよう。イーサリアムの持つ技術では、その契約が自動で実行、保存され、半永久的に世界中のネットワーク上で保管することができるようになる。これにより、いま誰が契約の権利を持っているのかなど、一目瞭然になる。今までは個人や企業で管理していた契約関連のことが、自動でネットワーク上で管理できるようになるのだ。

 

実際にこれらの技術を見込み、投資や支持をする企業も出てきている。JPモルガンマイクロソフト、最近ではトヨタ自動車などがイーサリアム技術の幅広い活用を目指す企業連合に入っている。

 

こうやって実生活で応用できる確かな技術があれば、その分実態価値も大きくなるので良い。だが問題は、残りの多くの仮想通貨は実生活で「全く使えない」ものばかりなのだ。だからこそ、実態価値を持たないほとんどの仮想通貨はバブルで、イーサリアムなど一部の実態価値を持つ仮想通貨はバブルとは言い切れないということだ。

 

なので、もしあなたが仮想通貨投資に興味がある場合、まずはその通貨の実態価値を掴みにいこう。そのためには、その通貨について、そしてその通貨が生み出す価値について、徹底的に勉強することだ。その上で、この通貨は実態価値がある、そして期待価値はまだまだ上がると見込んだ場合には、投機ではなく投資をしよう。

 

投資判断は冷静に

周囲が熱狂している間は、何も手を出さないこと。これが投資の基本だ。特に、近所の普通のおばちゃんが「今は仮想通貨がすごいらしいよ〜」「私も最近始めてみてさ〜」なんて話している状態は完全にバブルだ。これは不動産バブルが弾ける前の光景によく似ている。

 

今はまだ、一部の投資家の間で熱狂していて、個人の参加者が少ない状況だ。それゆえに、実態価値を伴ってきている仮想通貨に関しては、長期的な目線でみれば上昇していくだろう。

 

とはいえ、仮想通貨のシステム自体が今後どんな状況になるかはわからない。ブロックチェーンの廃止だとか、そういう問題が一度浮かんだら、仮想通貨を取り巻く環境は大きく変わるだろう。

 

だからこそ、仮想通貨で一攫千金なんて狙うより、個人的には堅実な投資で複利を積み、一部の余剰資金で「上がればいいな。まぁ無くなってもいいけど」くらいの投資スタンスで、仮想通貨投資には臨むことをおすすめする。仮想通貨市場を根底から脅かす大きな業界変化がない限り、一部通貨は、これからも暴騰暴落を繰り返しながら、中長期的には上昇を続けるだろう。

 

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最後に、お金の知識は下記のような本を読めばついていくので、良本を読みどんどんファイナンシャルリテラシーを身につけてほしい。

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「放ったらかしでお金が増える」忙しいサラリーマンの投資におすすめの「ソーシャルレンディング投資」を始めたのでこちらも参考に。

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*今回の記事で述べたことはあくまで個人的な見解なので、投資判断は個々人の判断でお願いいたします。