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海外赴任をして良かった点や大変だった点を、元駐在員がまとめた


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今回は海外赴任をして良かった点や大変だった点をまとめた。

 

簡単に僕のことをお話しすると、僕は過去に南アフリカに海外駐在員として赴任をしていた。アメリカやヨーロッパと異なり、海外駐在員の派遣先としてはなかなか過酷な土地だったと思う。言葉も文化も異なる地域だったが、海外赴任をして良かったこと、大変だったことが思い出すだけでもキリがないほどたくさんあった。海外赴任はもちろん、なかなかアフリカでの仕事を経験している人はいないので、今回はそれらをまとめてみた。

 

海外赴任を目指している人、現地就職・ワーキングホリデー等を通じて海外で働きたい人、また駐在員の家族として海外赴任をする人にも読んでみてほしい。

 

海外赴任をして良かった点

英語が話せるようになった

海外赴任を通じて英語を話せるようになったことは、海外赴任をして良かったことだ。もともと海外へ行く前から英語を独学で勉強をしていたが、本当の意味で英語力がブラッシュアップされたのは海外赴任をしていた間だった。

 

英語圏の地域に海外赴任をすると、嫌が応でも日々英語に接することとなる。中には日本人同士で固まって行動し、駐在してたのに全く英語が話せない駐在員や駐在員家族もいる。勿体無いこと極まりないが、自分から積極的に現地の人と交流していくことで、海外赴任の密度は高まっていく。

 

僕のいった南アフリカ英語圏かつ日本人などほぼ皆無だったので、今となっては英語のコミュニケーションにはほとんど困ることはなくなった。海外赴任をして本当に良かったと思っている。どこの国、言語でも、日本語以外に使える言語があると世界はぐっと広がるのだ。

 

生き方や働き方のオプションが増えた

海外赴任を通じて、生き方や働き方のオプションが増えた。というより、無意識に自分を縛っているものが取り除かれて、自由に物事を考えて選択することができるようになったと表現した方が適切かもしれない。

 

僕は日本人は「右に倣え」の文化が異常に強過ぎると思っていて、それは海外に出てから余計に強く感じるようになった。そもそも海外には「みんな一緒が一番」「個性的より普遍的」という考えが少なく、「いや、みんな違って当たり前でしょ」という文化が根底から形成されているため、みんなとにかく自由に生きている。

 

そんな彼らの生き方を間近で見ていたら、どんなに鈍感な人でも「そもそも右に倣えをする必要って本当にあるのだろうか」と感じてしまうだろう。僕自身も無意識に周囲の目を気にし、右に倣えをしていた日本人の一人だったので、実際に海外で彼らと生活を共にし、余計に感じることがたくさんあった。

 

自分を閉じ込めている殻って、実は全部自分で作っているんですよね。特にアフリカは日本とは完全に異なる生き方をしている人が多かったので、そもそも常識なんてものは僕たちが勝手に作り出しているだけで、世界から見れば全く常識ではないことを体感した。「もっと自由に生きて良いんだ」、そう思えるようになったことは、海外に出て本当に良かったことだ。

 

異文化理解の本当の意味がわかった

「海外の国は文化が異なるので、異文化理解をしよう」このように、海外の人と交流する際には異文化理解の重要性を強調することが多いが、果たしてこの言葉の本当の意味を知り実践できている人がどれだけいるだろうか?実感値として、本当の意味で異文化理解をしている人は少ないと思う。

 

異文化理解ができる人とは「異なる文化や考え方を理解し、それらに自分を合わせることができる人」のことだ。海外駐在員でありがちなのは、日本でうまくいっているやり方を、いきなりその国にそのまま当てはめてやってしまう点だ。やり方とは時に考え方であり、時に仕事の進め方であるが、日本のそれを海外にそのまま持ち込むと高い確率で失敗する。僕は海外赴任中に、こういうやり方をして失敗した駐在員を多くみてきた。

 

大前提は彼らの考え方ややり方を尊重すること。その上で、日本人として発揮できる強みを、彼らの仕事の中に組み合わせていくことだ。土台はあくまでも彼らの文化や考え方が基盤だ。その基盤を取り除き、海外で日本文化を植え付けようなんて考えることは、もはや自分を外部から来た敵と見てくれといわんばかりの行為だ。

 

異文化理解は深い。これは実際に現地へ足を運び、彼らと生活したり仕事をしないと体感できないことだと思う。

 

海外赴任をして大変だった点

日々の食事

日々の食事は大変だった。国にもよるだろうが、特に発展途上国と呼ばれる国々においては、外食で日本食を食べれるところも少ない。現地の食事が舌に合わない場合、苦労するだろう。

 

そんな中僕がしたことは「料理」だ。日本の調味料さえあれば、現地の食材を用いて日本風料理を作ることは可能だ。海外で生活したい人は、日本にいる間から料理を実践してスキルを高めておくことを本気でおすすめする。衣食住という言葉もある通り、食は人間の生活を形成する重要な要素だ。食で感じるストレスはかなり大きいので、自分で日本の味を作れるようになっておくと、どこの国へいっても暮らしていけるはずだ。

 

病院

海外赴任中に何度か病院へ通ったが、とにかく大変だったことを覚えている。まず、病院で使われている言葉は難しい用語が多く、診断内容を理解することも一苦労だ。加えて、海外の病院の質は正直測りにくいところがある。駐在員行きつけの信頼できる医者がいればそこに通えば良いが、そのような病院がなかった場合、病院探しは慎重にしなければならない。

 

ちなみに僕の周囲では、虫歯になって病院へ通ったら、その場で歯を抜かれてしまった人がいる。こんなことにならないよう、特に歯に関しては、日本でしっかり治療してから海外へ出よう。

 

仕事全般

仕事全般はとにかく大変だった。そもそも、多くの人は海外で英語を使って仕事をしたことがない。そんな中、急に海外赴任をし、現地の人々に混じって仕事をすることはかなりハードルが高いことだ。

 

仕事がとにかく大変なのは事実だが、それでも、外国で仕事をすることはあなたのキャリアに大きな良い影響を与える。グローバル化が進んでいる中、海外赴任経験者の需要は高まっている。この先10年の間で、日本企業にも多くの外国人が入ってくるだろう。明日から急にあなたの上司が外国人になる可能性も否定できない時代だ。海外赴任の経験は、日本にいても海外にいても、どちらにせよ大いに活きる経験となるので、チャンスがあるなら絶対経験しておくべきだ。

 

以上が海外赴任をして良かった点、大変だった点だ。

  

海外赴任前に語学は勉強しておこう

いざ海外赴任が決まってから、海外赴任をするまでの期間はだいたい1ヶ月〜3ヶ月くらいが一般的だ。現地で使う言語を勉強していなくても行けばなんとかなるが、最低限基本的な学習くらいはしておくと、現地で無駄な時間を使わなくて済む。せっかく現地にいったのに、言葉が話せず勉強ばかりじゃつまらないだろう。

 

日本にいる間に手軽に使える英語を勉強するなら、スタディサプリENGLISHスマホでダウンロードすることをおすすめする。スタディサプリENGLISHはリクルートグループが出しているオンライン型英語学習サービスで、手軽に「聞く・話す」の英語力を伸ばすことができるサービスだ。PCはもちろんスマホでできるので、通勤時間に勉強するだけでも良い。

 

僕がスタディサプリENGLISHを使ったときの体験談は以下の記事にて。英会話は外国人と実践の場を持つことが一番の近道だが、とはいえ外国人といきなり面と向かって話すことに抵抗があり、まずは独学で英会話を一定レベルまで引き上げたいという人にとってぴったりなツールだった。

trave-writer.hatenablog.com

 

絶対やってはいけないのは、海外赴任が決まったからと行って、NOVAのような駅前留学に通うことだ。海外赴任前は準備等でとにかく忙しい。そんな中、高い受講料を払い、スクールに通うのは現実的ではないし、そもそも駅前留学は学習効果も高くない。

  

海外で働くことは素晴らしい。一人でも多くの日本人が海外で働き、自由で豊かな人生を送れることを願って今日は終わりにする。