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Travewriter

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あなたの残業が多い理由は、会社がブラック企業だからではない

ライフハック

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「あなたの残業が多い理由は、会社がブラック企業だからではない」

この主張を今回の記事では通し続ける。

残業が多くて辛いと嘆く人が知っておくべき大切なコトを話していく。このことを認識し理解しておくと、残業が多いと言って嘆き、変えられない現状や会社に対して悲観することはなくなる。仕事に対する向き合い方が変わり、仕事も人生も全てが好循環へと転換していく、極めて重要なことである。

残業が多く、世に言う「ブラック企業」に属しているとして悲観的になっている人にとって、今回の記事が参考になれば幸いだ。

なぜあなたの残業は多いのか?

まず初めに「なぜ残業が多いのか?」、それを考えてみよう。残業が多い理由として一般的に挙がる理由は次の通りだ。

  • 会社がブラック企業だから悪い
  • 上司が悪い
  • 仕事量が多すぎる
  • 人員が少ない

これらを見るとどれも正論のように聞こえるが、実はそのどれもが間違っている。これらは表面的な理由であり、その更に深くに位置する「最も大切で、本質的な理由」が抜け落ちている。

はっきり言う。残業が多いのは会社がブラック企業だからではなく、仕事量が多いからでもない。残業が多いことの本当の理由は「生産性が低いこと」が根本的理由なのだ。あなた自身の生産性、もしくは所属するチームや組織自体の生産性が低いことが、残業時間が多い最も根本かつ本質的な原因なのだ。

 

生産性とは何か?

この生産性という言葉は一般的によく用いられるが、そもそも生産性とはどういうものなのだろうか?生産性は次の式で表すことができる。

生産性=実現した成果/投下したリソース(時間・お金・労力)

つまり、上げた成果が大きければ大きいほど、そして費やした時間・お金・労力が少なければ少ないほど、生産性は高まるということだ。生産性が低いということは、成果が少ないか、もしくは費やした時間・お金・労力が大きすぎるということだ。

日本人は残業ばかり多いが、実際にそれに見合う成果を上げているかというとそうでもない。事実、日本人は生産性が世界的に見ても非常に低い統計が出ている。毎日残業が多いのは、会社がブラック企業だからではなく、仕事量が多すぎるからでもない。単純に会社や個人の生産性が低いことが理由なのである。残業を少なくしたいなら、企業や個人が生産性を高める努力をすることが不可欠なのだ。 

 

高生産性時代へのシフト

もう一つ認識していなければいけないことは、これからの時代は「高生産性時代」に突入していくということだ。これは、「高い生産性を誇る企業や個人だけが生き残っていける時代」である。逆に言うと、生産性のない企業や個人は淘汰される時代が本格的に到来する。

なぜ高い生産性を持つ企業や個人だけが生き残れるか?それは過去から現代への変遷を辿ればわかる。

産業革命時代

産業革命が起きる前までは、ものづくりは基本人の手によって行われていた。そこに新たに「機械」というものが誕生した。この機械は、従来人が手作業で行っていた仕事を、何倍も短い時間で、何倍も正確に処理することを可能にした。その結果、生産性は倍増した。

インターネットの普及

2000年に入ると、インターネットが世界中で普及した。インターネットはあらゆることにかかる時間を短縮し、人々の生活を便利かつ豊かにした。従来であれば何かを調べる際は本を手に取り、その中から必要な情報を見つける必要があったが、インターネットは「検索」という機能を用い、必要な情報へのアクセスを何十倍も早くした。その結果、生産性は倍増した。

AirbnbUberの普及

直近で言えばAirbnbUberも生産性向上の代表例だろう。AirbnbUberが目をつけたのは、住宅や車が使われていない時間を有効活用した点だ。従来、自宅や自家用車というのは大変生産性の悪い物だった。自宅は旅行に行っているときは何日も使われないし、自家用車に至っては休日以外全く使われないケースも多い。

そこに、AirbnbUberが誕生したことで、自宅や自家用車で無駄に使用されていた時間の有効活用を実現した。その結果、生産性は倍増した。

 

残業が多い人や組織は、生産性の向上が急務

このように、世の中の時代の変遷は「生産性の変化」で表すことができる。産業革命も、インターネットの普及も、AirbnbUberの登場も、全てはそのサービスや商品が「生産性を圧倒的に向上させたか否か」で表すことができるのだ。 

過去のインターネットのように、僕たちの生活や仕事を一変させるテクノロジーは今後更に台頭してくるだろう。その代表格は、AIや自動運転だ。AIが誕生すればあらゆる分野での情報解析の質・スピードが倍増するし、自動運転は休憩を必要としないがゆえにタクシーや配送ドライバーの質を凌駕する。

このように、人間がやるより機械やテクノロジーがやった方が何倍も効率よく、何倍も正確にできる仕事は確実にテクノロジーに奪われていく。今の段階で生産性が低い人は、今後更に立場は危ぶまれていくだろう。

となると、今個人がやるべきことは一つしかない。それこそ「生産性の向上」に他ならない。テクノロジーに代用されない分野で生産性を向上させ、決して替えの効かない存在になることだ。

そのためには、まずは今やっている仕事で生産性をあげよう。いまやっている仕事で生産性を高め、余った時間でより高い生産性を上げる取り組みを行おう。これを繰り返していくことで、テクノロジーに仕事を奪われることのない、替えの効かない存在になることができる。

 

残業が多い人がいますぐ取り組むべき「生産性向上の方法」

これまで残業が多い根本的理由と、生産性向上の必要性について述べてきた。とはいえ、残業が多い人は日々の仕事を回すことで一杯一杯のはずだ。なのでここからは、「残業が多い個人で実行すべき、具体的な生産性向上方法」について話をしていく。

エクセルの技術などの細かいテクニックは上げていけばキリがないので今回は割愛するが、個人が生産性向上をするためにやるべきことは、大きく分けて4つしかない。

個人が生産性を高めるためにやるべき4つのこと

  1. 重要な仕事を増やす
  2. 重要な仕事を新たに始める
  3. 重要でない仕事を減らす
  4. 重要でない仕事をやめる

この4つのことを取り組んでいくことで、生産性は確実に高まっていく。さらに理解を深めるため、重要な仕事を増やす、減らす、もしくは始める、やめる際に使える考え方である「80対20の法則」を紹介する。

80対20の法則を利用した生産性向上の方法

80対20の法則を知っているだろうか?これは「80%の大多数の仕事が20%の利益を生むのに対し、20%の少数の仕事が80%の利益を生む」という原理原則だ。この原則を知り活用することで、仕事の生産性は倍増する。実際、僕自身が取り組み、成果は実証済みだ。

ステップ1: 仕事の棚卸しをする

取り組むべきステップごとに話をする。まずあなたがやるべきことは「自分の仕事の棚卸し」だ。自分が1日の間でやっている仕事を全て紙に書き出そう。同時に、それをするのに使った時間と、実際に上がった成果を書きだそう。すると、多くの人は実際に成果に繋がっていない仕事に多くの時間を奪われていることに気づくだろう。事実、仕事の大半は成果に繋がらない仕事ばかりであり、そういったものに僕たちは時間を費やしがちなのである。

ステップ2: 重要でない仕事を減らす、やめる

棚卸しをしたら、今度はそれを選別しよう。具体的には、まずは重要でない仕事(成果に繋がらない仕事)を減らすか、思い切ってやめてしまおう。重要でない仕事の代表例は、会議や電話、メールの時間だ。特に会議は要注意だ。よく会議を何時間も行い仕事をした気になる人がいるが、会議それ自体は1円も利益を生んでいないことを認識しよう。会議とはその後にあるビジネス等を成立させるためにやるべきことであり、会議をすること自体が目的となってはならない。

また、資料作成の時間も、それ自体は利益を1円も生んでいないことを認識しよう。例えば、顧客へビジネスの説明をするときに大切なのは、相手が自分のビジネスを理解し使ってくれることであり、資料がきれいか否かではない。無駄にきれいな資料作成ばかりに時間を使い、顧客に伝えたいことを言葉で伝えられなかったら意味がない。

「自分がやっている仕事の中で、やらなくても良いことは何か?」残業続きで時間がないときこそ、この問いかけを自分に対して行おう。

ステップ3: 重要な仕事を増やす、始める

重要でない仕事を減らしたりやめた時間を使い、今度は重要な仕事を増やすか、新たに始めよう。重要な仕事とは、例えば大きな利益を生む顧客の仕事がある。こういう重要な仕事には、リソースを投下しよう。そうすることで、少ない時間や労力で、大きな成果を上げることに繋がる。

このように、全ての仕事には優劣が必ず存在する。自分が日々時間を割いている仕事を全て棚卸しし、重要な仕事と重要でない仕事を見極めよう。そして重要な仕事は増やし、重要でない仕事は減らそう。このプロセスを続けていくことで仕事はスリム化され、高い生産性を実現することができる。

 

時間を可視化する

80対20の法則と同様に重要なコトは、「時間を可視化する」ことだ。時間はもともと形のないものであり、その正確な実態を掴むことは感覚的には難しい。だが時間というのは希少資源であり、本来お金と同様で家計簿をつけるべきというのが僕の持論である。

時間を可視化するため、まずは自分が行った全ての行動に対し時間を記録しすることから始めよう。「⚪︎⚪︎⚪︎の仕事:2時間」とか「テレビ:1時間」というざっくりなもので良いから、まず一週間時間の家計簿を作ってみよう。これをすると、一体何をしていたかわからない時間が必ずと言っていいほど出てくるも。この何をしていたかわからない時間こそ、本来有効活用すべき時間なのである。こういう有効活用できる時間は、時間を可視化するという行為を取らない限り、なかなか生活していては見えてこないものなのだ。

だからこそまずは、時間を可視化することから始めよう。そして可視化して見えた無駄な時間を排除し、より重要なことに時間を使うことを心に決めよう。

 

まとめ

今回は残業が多くて辛い人に向けて、残業が多いことの根本的理由と、個人が取るべき生産性向上の方法について取り上げた。あなたの残業が多い本質的理由は、会社がブラック企業だからではない。あなたの残業が多いのは生産性の問題なのだ。

残業が多い人は、残業が多いことの原因を自分の内に見つけよう。そして、残業をすること自体が生産性が低い行為だと認識し、いますぐ生産性を高める努力をしよう。日々生産性を高める努力を続けることで、時間に追われない幸せな人生は必ず実現できる。

 

世の中にはいわゆるブラック企業に勤めていて、毎日悲観的に働いている人が物凄く多く存在する。今回の記事が、そういった残業に苦しんでいる人の考え方が変わるきっかけになれば幸いです。

全ては環境ではなく、自分次第。