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アフリカ旅行で危険を避けて最高の旅を実現する5つのポイントを、元アフリカ在住者が解説する


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f:id:travewriter:20170506165646j:plain地球最後のフロンティア、アフリカへの観光者の数が増えている。壮大な大自然、逞しく生息する動物たちをこの目で見るために多くの旅人が訪れる場所、それがアフリカだ。特にアフリカのサファリ旅行は他の地域ではできない特別な体験となるため、これから先も本場のサファリを求めて日本人渡航者の数は増えていくだろう。

関連:アフリカに在住していた僕が選び抜いた、死ぬまでに行くべきアフリカサファリ3選 

一方で、アフリカ旅行を考えている人にとって最大の懸念は「治安」だと思う。「アフリカは危険」というイメージだけを持ち、魅力溢れるアフリカ旅行を断念することは勿体ないと個人的には思う。

そこで今回は、アフリカ旅行で危険を避け、最高の旅を実現する5つのポイントを、元アフリカ在住者の視点で話していく。

アフリカ旅行で危険を避け、最高の旅を実現する5つのポイント

1. 旅行する地域選びが大切

アフリカと一言で言っても、アフリカには53の国が存在し、ひとくくりにはできない。危険を避け、安全な旅を実現するなら、「どこの国に行くか」をまず初めに決めよう。ここではエリアごとの特色を紹介する。

  • 絶対行ってはいけないエリア:西アフリカ、中部アフリカ
  • 十分注意が必要なエリア  :北アフリカ、東アフリカ
  • 旅行がしやすいエリア   :南部アフリカ
絶対行ってはいけないエリア:西アフリカ、中部アフリカ

まず、西アフリカ、中部アフリカはよほどのことがない限り渡航はやめておこう。このエリアはアフリカの中でも治安が悪く、犯罪、事件に巻き込まれる可能性が高い。

西アフリカにはナイジェリア、コートジボワール、ガーナなどが存在し、中部アフリカはコンゴカメルーンなどが存在する。この中でもナイジェリアは大都市の部類に属しており、総合商社などの日系企業の駐在員などが出向している国ではあるが、それでも治安は良くない。例えばナイジェリアに出張に行くときは、護衛付きのタクシーで移動することが多い。ただの旅行者がふらっと訪れ、護衛も無しに行動することは多かれ少なかれリスクが存在する。

コンゴは世界で最も貧しい国と言われているが、貧困街の地区の様子は異様である。日本人が訪れると、住民はたかって寄ってきて、凄い喧騒で物乞いをしてくることが多々ある。何が起こっても不思議じゃないので、このエリアへの旅行はやめておこう。

 

十分注意が必要なエリア:北アフリカ、東アフリカ

北アフリカ、東アフリカには魅力ある国がいくつもある。北アフリカであればエジプト、モロッコ、チュニジア、東アフリカであればケニアタンザニアモザンビークなどがそれに当たる。これらの国は遺跡を代表する歴史的遺産、サファリを代表する自然遺産の宝庫であり、一度訪れた人を虜にする素晴らしい魅力を持っている。ただ、決して治安が良いとは言えない。

これらの国を訪れる際は、ツアーを申し込んで訪れることをおすすめする。タンザニアケニアへのサファリツアー旅行は、旅行者を虜にする素晴らしいものだ。アフリカには素晴らしいサファリがたくさんあり、その中でもケニアタンザニアのサファリは最高峰レベルでおすすめだ。もしくは現地事情に詳しい日本人の知り合いがいれば、その人のガイド付きで訪れるのも良い。個人的に好きなエリアだ。

 

旅がしやすいエリア:南部アフリカ

アフリカの中でも旅がしやすいエリアが南部アフリカだ。南アフリカナミビアボツワナジンバブエなどが該当する。これらの国はアフリカの他エリアと比べて治安が良い。それでいて自然遺産が凝縮されているエリアなので、初めてのアフリカ旅行で行くなら南部アフリカを勧めたい。

この中で南アフリカは比較的治安の良くない国になるが、都市の中心地や貧困街を除けば、観光で訪れる範囲は日中は問題は少ない。南アフリカは日本ではメジャーでないが、欧米での世界観光地ランキングで1位にも輝いているほど、観光地としてメジャーな国である。ヨーロッパ並みに洗練された都市、近代的なカフェやレストランが並ぶ街並み、ロサンゼルスを彷彿されるリゾートエリア、世界の美食家をうならせる食文化、最高品質を誇るワイン、そして雄大な大自然。旅行に求めたい要素のあらゆるものが凝縮された国が、南アフリカだ。

また、近隣の国々であるナミビアジンバブエボツワナも素晴らしい魅力が詰まっている。世界最古の砂漠「ナミブ砂漠」を持つナミビア、世界三大瀑布であるビクトリアフォールズの滝を持つジンバブエなど、他エリアでは見ることのできない圧倒的大自然を堪能できる国が南部アフリカには揃っている。加えて、これらの国は本場アフリカのサファリを楽しめるエリアだ。南アフリカにはアフリカでも最大級クラスのクルーガー国立公園があり、大自然で生息する動物たちを目の前で見ることができる。ナミビアにはエトーシャ国立公園、ボツワナのチョベ国立公園も有名で素晴らしいサファリだ。僕自身、初めてアフリカのサファリを訪れた感動は今でも忘れられない。訪れた旅行者にとって、一生の思い出になることは間違いない。

結論として、危険を避けてアフリカ旅行をするなら、「南部アフリカ」という選択肢が最も良い。いずれにしても、最終的に渡航を決めるにあたっては、外務省の最新渡航情報のチェックは必須である。

外務省 海外安全ホームページ

  

2. 時間と場所に気をつける

海外を旅するときはどこもそうだが、アフリカ旅行では特に、行動する時間と場所には気をつける必要がある。絶対にやってはいけないことは、「夜間に外出をすること」「人通りの少ないエリアに行かないこと」ダウンタウン・貧困地区に興味本位で行かないこと」「白人観光客のいないエリアを歩かないこと」だ。

「夜間に外出をしないこと」「人通りの少ないエリアに行かないこと」は海外であれば当たり前のことなので省略する。

ダウンタウン」は都市の中心地のことだが、アフリカではダウンタウンほど治安が良くないことが多い。例えば南アフリカヨハネスブルグは街の中心地、いわゆる「ダウンタウン」の治安が最も荒れている。このエリアは現地の人でも絶対に近づかないし、もし日本人が誤って迷いこめば、犯罪に遭遇する可能性は極めて高い。これは他のアフリカ都市も同様で、都市中心地に行けばいくほど治安が悪く、田舎にいくほど治安が良くなる傾向がある。一方、田舎にも掘っ立て小屋が並んだスラム(貧困街)はあるので、そういう場所は同じく治安は良くない。

「白人観光客のいないエリアを歩かないこと」というのは、白人観光客が歩いてるエリアは「観光地エリア」であることが多いからだ。日本にはアフリカの情報は少ないが、物理的距離の近い欧米ではアフリカの多数の国は観光地として認識されている。彼らはアフリカの情報を持っているため、観光して良いエリア、観光がダメなエリアを基本的に把握している。つまり、白人観光客が歩いているエリアは、その地域でも観光客が行動できるエリアの可能性が高いのだ。

この見方を知っておくと、いざアフリカを訪れたとき、「このエリアは大丈夫そう」「このエリアはヤバそうだな」というのがわかってくる。あとは入り口が鉄格子になっている家やショップが立ち並ぶエリア、歩きスマホをしている人がいないエリアも治安は良くないことが多いので覚えておこう。

 

3. 万が一犯罪に遭遇したときは抵抗しない

これから述べる3.4は万が一の場合の話として覚えておこう。

アフリカに限った話ではないが、旅で犯罪に遭遇する確率はゼロではない。比較的旅のしやすい南部アフリカの旅行で日本人が重大な犯罪に巻き込まれた事例はほとんど聞いたことはないし、僕自身も住んでいた期間を通して一度も被害を受けることはなかった。とはいえ、万が一犯罪に遭遇したときの対処法は覚えておくと良い。

一番大切なことは「犯罪に遭遇しても相手に逆らわらないこと」だ。このポイントを押さえておくか押さないかが重要なポイントとなる。アフリカの犯罪で多いのは「経済的な理由」から起こるものだ。お金、高価なもの、貧困層がそういった金品を欲しいがために、犯罪をするのがアフリカの犯罪の多くを占めている。つまり、犯罪に遭遇した場合は、抵抗せずに要求するものを素直に渡せばそれだけで済むケースが多い。事実、アフリカに住む日本人は大使館からの教育でこの点を認識しているので、例え被害にあったとしても抵抗する人はいない。一方、現地に住む白人や事情を知らない外国人旅行者は、被害にあったときに抵抗する素振りを見せてしまったが故、被害を受けたという事例を時々耳にする。

万が一犯罪に遭遇したときは絶対抵抗しない。それを覚えておこう。

 

4. 現地のお金を常に最低5,000円分常備しておく

もう一つ自分の身を守る方法は、現地のお金を必ず持っておくことだ。金額は5,000円で良い。なぜか?それは万が一襲われたとき、差し出す金品がない場合は危険のリスクが高まるからだ。繰り返すが、彼らの犯罪は大抵の場合「経済的な理由」から来る。万が一のためにも、差し出せるお金は切らさないようにしよう。

 

5. 現地情報は海外のソースから得る

最後は治安問題からは離れるが、アフリカ旅行をより良質なものとするためには、現地の観光やレストラン情報を海外の情報源から得ると良い。なぜなら、現地で評価が高く、欧米諸国からも評価されているレストランは、多くの場合現地のサイトから調べることができるからだ。

残念ながら、日本の観光情報雑誌や本にはアフリカの本当の魅力や見どころが載っていない。これは現地在住者であれば一度や二度でない頻度で感じていることだ。数値で示すなら、日本で手に入るアフリカの情報は、アフリカ本来の魅力の50%くらいというところである。

例えば、アフリカで本当に美味しいレストランを探すとき、日本の観光本に載っているところは実際普通か、むしろあまり美味しくないことも多い。南アフリカを例にとるなら、本当に美味しい店はEat Out等の現地サイトに出ている。国内のみならず、欧米諸国から高い評価を受けている厳選レストランが数多く載っている貴重なサイトだ。こういう現地の情報源を仕入れることで、アフリカ旅行の質は何倍も変わってくる。

ただし、海外のソースから情報を得るためには、一定の英語力が必要となる。今はGoogle 翻訳も発達しているので、活用すれば英語が苦手でも読めないことはない。

 

危険を回避し、人生史上最高の旅をアフリカで実現しよう

今回はアフリカ旅行で危険を避けて最高の旅を実現する秘訣を、元アフリカ在住者の視点で5つピックアップして紹介した。

話のメインであった治安部分に関して認識しておくべきことは、旅は少なからずリスクがあるということだ。それはアフリカに限らず、世界のどこを旅しても同じことだ。

一方で、このリスクや危険は正しい知識と事前準備をすることで減らすことはできる。海外旅行に行った際に日本と同じように行動をしていては、どこの国へ行ってもリスクは出てくるもの。海外へ旅をするときは「ここは日本ではない」という意識を強く持ち行動しよう。

「地球最後のフロンティア、アフリカ」には他のエリアでは見れない光景・文化・世界が広がっている。人生観が変わる至極の旅を、アフリカの地で実現してみてはいかがだろうか?

初めてアフリカに旅行に行く人は個人旅行ではなくツアーがベストだ。ツアーならクラブツーリズムが様々なプランを用意していておすすめだ。今回紹介した南部アフリカをめぐるツアーも豊富に取り揃えてあるので利用すると良い。今回は以上だ。

人生史上最高の旅をアフリカで。クラブツーリズム