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Travewriter

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今すぐ会社を辞めたい思う人が知っておくべきこと

ライフハック

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Think! - 9:365 | Sometimes it just seems so hard to do... To… | Flickr

今回は今すぐ会社を辞めたいと思う人が知っておくべきことを淡々と話していく。仕事や人生の話だ。

毎日一生懸命仕事をしていて時間に追われ、少ない給料のもと仕事をする日々が続くと「自分は一体なんのために生きているんだろうか?」「今すぐ会社を辞め、自分でビジネスを興して自由になりたい」「もっと良い環境下で生き生きと働きたい」と一度は思ったことがあるのではないだろうか?

ちなみに、「仕事辞めたい」とネットで検索している人は日本で年間160万人ほどいて、「会社辞めたい」は年間60万人くらい存在する。その他関連ワードを含むと、だいたい年間1000万人ほどが会社や仕事を辞めたいと思って検索をかけていることになる。日本の労働人口がだいたい6500万人くらいなので、およそ6.5人に1人は会社を辞めたいと思っているのが日本の実情だ。おそらくネットで検索をかけていない所謂"会社辞めたい潜在層"はまだまだいるはずなので、日本の現状はかなり深刻と言える。

このような会社を辞めたい層の中には2種類のパターンが存在する。一つは「今の会社が嫌だから、転職して会社を変えることで現状を変えたい人」。そしてもう一つは「会社自体が嫌だから、会社員であることを辞めて起業や独立をしたい人」である。

今回はその双方のパターンの人が「どう考え、どう行動していけば良いか」を事例を含めながら話を進めていく。

会社を辞めて"転職"したい人が知っておくべきこと

まず、「今の会社が嫌だから、転職して会社を変えることで現状を変えたい人」について話していく。転職をして現状を変えたいと思う人がまず考えるべきことは「なぜ今の会社を辞めたいのか?」と「今の会社をやめて他の会社にいけばそれは解決することなのか?」の2点である。

その2点を考える上で、一般的なビジネスパーソンが挙げている会社を辞めたい理由は次の通りだ。

ビジネスパーソンが会社を辞めたい理由

  • 職場の人間関係が良くない
  • 給料が割りに合わない。安い。
  • プライベートの時間が取れない長時間労働
  • 仕事がつまらない
  • 仕事のやりがいがない

このような理由が一般的な転職理由として挙げられる。職場の環境や労働環境、そして待遇と言ったところがほとんどである。

結論から言う。たとえ今の会社を辞めて転職をしても、これらの不満が全て消え去ることはない。これが真実である。

よく「今の会社が良くない。あの会社に転職できればすべてが変わる!」と感じてしまう「隣の芝生が青く見える状態」の人がいるが、それはまさにその通りで「隣の芝が青く見えているだけ」である。大抵の会社には人間関係の問題は存在するし、大抵の会社の給料は高くない。大抵の会社は一定時間の労働が要求されるし、大抵の仕事はつまらないくやりがいも感じられないものだ。

つまり、今あなたが会社に対して感じている問題は、あなたが会社を辞めて転職をしたとしても全て消えるということはない。会社勤めをしている以上、一定の制約や不満というものはつきものであり、それは転職をしたところで変わらないのである。今の会社を辞めさえすれば全てが変わると思い込んでしまう人は、それがまさにあなたの"思い込み"であることを認識しよう。それを認識することが第一である。

一方、例えば「給料だけ上がればOK」であるとか「残業が全くない仕事が良い」ということであれば、転職を通じトレードオフでそれを手に入れることは可能だ。だが、あくまでトレードオフである。トレードオフとは、「何かを選び、代わりに何かを捨てること」を意味する。つまり、何かの条件を得たいなら、何かを犠牲にしなければならないということだ。

ほとんどの会社員の転職活動は、自分が最も重視する条件を明確にし、一番求めている条件を別の何かとトレードオフで手に入れることに他ならない。給料を重視するならプライベートの時間を売る。逆にプライベートの時間を重視するなら、給料を売る。こういう関係だ。よほどの優良企業に入れる優秀人材でない限り、転職をして全てを得ることは不可能に近い。

そもそもそういう優秀な人材は、仕事の待遇が悪いとか環境が悪いといった、外部に責任を求める"非当事者意識"になることがない。彼らは全てのことの原因や責任を自分自身に見つける"圧倒的当事者意識"を持っているので、会社という外部要因を変えることより、自分の内の中で変えるべきことを明確にし、足りない部分を埋めるためのステップアップ転職をする。

ただ、全ての人がそういう意識高い優秀な人ではないので、「なぜ今の会社を辞めたいのか?」と「今の会社をやめて他の会社にいけばそれは解決することなのか?」、トレードオフを明確にするために、転職を考えている人はこの2つをしっかりと考えよう。

 

会社を辞めて"起業・独立"したい人が知っておくべきこと

一方、起業や独立は、転職では拭いきれない全ての不満を消し去る大きな力を持つ。つまり、トレードオフという枠組みから飛び出すことができるのだ。 自分の思い通りにライフスタイルやワークスタイルをデザインしたいなら、やっぱり自分で事業をやってしまうのが一番手っ取り早いのだ。自分ができるスモールビジネスの範囲で事業に取り組めば良いし、スモールビジネスであれば調整は組織に属するよりも何倍もやり方をデザインしすいのが実情である。

では、今すぐ会社を辞めたい人は今すぐ独立・起業をすれば良いのかというと、それは違う。相応の実力や経験がないのにいきなり独立・起業するのは最もやってはいけないことである。腑に落ちるよう、その理由を具体的に話していく。

勢いのまま会社を辞めて起業・独立した人の末路

「会社員でいる自分が嫌だ」「今すぐ会社員を辞めて自分でビジネスをするんだ」そう思うこと自体は悪いことでも何でもないし、このように頭の中で妄想する人は特に若い人であれば多いはず。そこでまず認識しておくべきことは、実力やスキルがないのに勢いや思い込みで起業・独立をした人の末路である。

まずは華やかな方から話す。極少数の人は勢いや見込み発進で起業・独立をし、成功してしまう。大学生から社会人を経験することなく起業した人たちや、社会人になってすぐに会社を辞め起業した人などがそうだ。彼らの成功要因、その大きな要因は紛れもなく"運"である。

もちろん、努力や地頭の良さと言った要素もあるだろう。だがそれ以上に、仕事の成功というのはタイミングや運というものが大きく左右するのだ。良いタイミングで、良い分野で、良い人や良い仕事に巡り合うことで、事業の成功率というのは高まるのだ。事前に相応のスキルも人脈もない人が独立・起業をしたところで、これらの偶然が同時に重なることは極めて少ない。つまり、相応の実力がない状態で成功した人の成功要因は"運"こそが大きな要素を占めるのである。

一方、成功できなかった残り大多数の人の末路は悲惨である。いちかばちかの賭けで独立・起業をした人たちは、事業の作り方も、マーケティングも、営業も会計も何もわからない。たとえその内の一つを知っていたとしても、独立後は何でも一人でこなさなければならない。

日々勉強をしながら事業を伸ばそうとするも、会社員時代に貯めた貯金の数字は減っていく。そうすると焦りがどんどん出てきて、とにかく目先の成果ばかりを追いかけていく。すると起業・独立で最も重視しなければならない「長期的な事業の育成」という観点が抜け落ちる。結果として一時期は食いつなげたとしても、その事業は良くて数年で潰れる。これが一般的な企業が数年経てばほとんどなくなってしまうという現実の裏側だ。

端的に言うと、相応の実力がない状態での独立・起業は「成功者か浮浪者への2択」と表現できる。それも1対99以上の差で浮浪者の割合が上回っている状態だ。これを博打と呼ばずなんと言えようか。

これが勢いのまま会社を辞めて独立した人の2つの末路である。

 

会社を辞めたいなら、相応の準備期間を設ける

では僕たちは会社を辞めたくても、独立や起業という道を取らない方が良いのか?その答えは「NO」である。何にも縛られない、自分の思い通りの自由な人生を目指すなら、独立や起業を目指すべきだ。でも今すぐ起業や独立をすべきではない。つまり、会社を辞めるならその前に「相応の準備期間」が必要ということだ。

会社員を辞め、独立や起業をするための3つのフェーズ

会社員を辞め、独立や起業を目指すフェーズについてお話しする。ちょうど最近読んだノマドライフという本にノマドライフを実現するためのフェーズが載っており、独立・起業に関してそのフェーズと重なるところがあったので、それを基に進めていく。

独立・起業で実績を残すまでのフェーズは、次の通り大きく3つのフェーズに分かれている。

第1フェーズ ベースの構築期(3〜5年)

第2フェーズ 方向性の模索期(2〜3年)

第3フェーズ 圧倒的実績を作る期(3〜5年)

第1フェーズ ベースの構築期

第1フェーズは自分のスキルのベースを構築する時期だ。営業力やマーケティングスキル、語学力といったどんなビジネスにも応用できる普遍的能力から、プログラミングスキルやデザインスキルなどの専門スキルに至るまで、自分が身に付けるべきスキルを養う時期が第1フェーズである。前述した相応の実力がない状態で起業・独立するというのは、この第1フェーズをいきなりすっ飛ばして先のフェーズにいくことを意味する。

このフェーズは基本的に会社員の内に学ぶところだ。もしあなたが今の会社を辞めたいのであれば、こう自分に問いかけよう。「この会社でまだ学ぶべきことはあるか?」と。その問いにYESなのであれば、今の会社でできることを頑張ってみよう。一方、その答えがNOであれば、自分が身につけるべきスキルが身につく会社への転職を考えよう。自分の将来に繋がるスキル作りという軸に沿った転職は、素晴らしく前向きな転職である。

「とにかく楽な会社で働きたい」や「給料が良い会社で働きたい」という軸で考えるのはやめよう。そのような考え方は従来の年功序列型の日本社会では通用した。しかし、昨今の経済情勢やテクノロジーの発展を考えたとき、スキルに沿った軸でキャリアを考えていかない限りは、今後の人生が"先細り"となるのは明白である。日本人全体の平均給料が今後も右肩下がりで下がり続けることも明らかであるので、給料を軸に沿ったところで、概ね同じ水準に集約されることになる。

第2フェーズ 方向性の模索期

第1フェーズで身につけたスキルを元に、いろいろとビジネスの種を蒔く時期が第2フェーズである。ここではとにかくいろんなことに手を出してみることが大事だ。たくさんやってみると、その中でいくつか上手くいくものが出てくる。たくさん種を蒔き、大きくなりそうな小さな芽を見つけ出すことに注力しよう。

ここでの取り組みは、ビジネスを1から作り出す訓練になる。特に大企業のサラリーマンをやっているとこのビジネスを1から作りだすという能力が皆無になったまま30代、40代を迎えてしまう。これはリスクの観点で致命的である。

これからの時代、ビジネスをクリエイトできない人材は淘汰される。ビジネスをクリエイトする役割は人間に、それ以外の仕事はテクノロジーや安い海外の労働力にどんどん代替されていくからだ。

ビジネスの種を蒔き、クリエイトしていく時期を別の言い方で表すと、「ベーシックインカムを作る時期」とも言える。たくさんのビジネスの種を蒔くと、その中でいくつか収入が生まれてくるようになる。実際に収入が生まれてきた事業を伸ばしていくことで、未来のベーシックインカムを築いていこう。

ベーシックインカムを作って生活の担保を取っておけば、将来的に独立・起業をしたときにも目先の利益にとらわれることなく、長期的な視点で事業を伸ばしていくことができる。第2フェーズではたくさん種を蒔き、ベーシックインカムを築いていこう。

第3フェーズ 圧倒的実績を作る期

第3フェーズでは、第2フェーズで芽が出てきたものの中で自分が勝負するものを定め、そこで圧倒的な成果を出すため懸命に働こう。この時期は一心不乱にその一点に集中することが重要だ。どんな事業でも、急拡大する事業には特有のリズムのようなものが存在する。エスカレータを爆発的に駆け上がるような勢いで、圧倒的成果を残そう。第2フェーズは広く浅くのイメージだが、第3フェーズは狭く深くのイメージだ。

 

以上が会社を辞めたい人が踏むべき段階である。各フェーズの年数に関しては目安だが、早い人でも8年ほどはベース構築から事業で大きな成功を収めるまでかかるのが一般的だ。自分のコントロールできる範囲の事業であれば、もっと早く達成することも可能だ。それでも数年単位の一定準備期間は必ず必要となる。

今すぐ会社を辞めて転職をしたいのであれば、トレードオフで条件を絞って転職する。人生を自分の思う通りにデザインしていく"制約のない人生"を手に入れたいのであれば、3つのフェーズに沿って自分のスキルや経験を身につけて独立・起業を目指していく。

今すぐ会社を辞めたいとしても、今すぐ会社を辞めてはいけない。自分の人生を自分でデザインしていくためには、デザインをしていくだけのスキルや経験を身につける準備期間が必要なのだ

これこそが、今すぐ会社を辞めたいと思う人が知っておくべきことである。

 

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