読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Travewriter

〜 Enjoy world, Enjoy everything 〜

2016年に読んだ"おすすめ本"を10冊厳選して紹介【英語、仕事術、小説など】

おすすめの本

スポンサードリンク

f:id:travewriter:20161218102621j:plain

2016年も残すところあと2週間を切った。自分の備忘録を兼ねて、2016年に読んだ本を10冊にまとめてみた。英語や仕事術から小説まで種類を問わず、良質な学びを得られた本、面白かった本、感動した本をレビューを交えて挙げていく。

注:2016年に読んだ本であり、必ずしも2016年発売の本ではない

 

2016年に読んだおすすめの本 10選

敬語の英語

僕は現在本業で貿易関係の仕事をやっている。職業柄海外と毎日仕事をしているわけだが、最近は海外大手の役員クラスと仕事をする場面が多くなり、「敬語の英語表現」を学ぶ必要があった。そこで、日本人としてインテル米国で副社長まで上り詰めた"本当のビジネス英語"を知っている吉田和正氏が推薦する本、敬語の英語を読んでみた。これが最高にタメになった。

敬語の英語は目上の方に対して使う実用的な英語表現を取り上げており、知らない表現方法が多数あった。本書で覚えた表現を実践で使ったところ、海外企業との商談もスムーズに進み、先方の信頼と仕事を獲得することができた。英語で仕事をしていきたい人にとって、本書は貴重な一冊となる。

参考までに、ビジネス英語の敬語という本も読んでみたが、こちらも実際にネイティブと仕事をする際に使われている文例が多数記載されていた。ただ、同じ表現を頻繁に繰り返しており(I would like to, I would appreciate, Would you kindly, Would you mind ifなど)、ある程度ビジネス英語の実践経験がある人からすると物足りない内容だと感じるだろう。それでも、実際によく使われている英語フレーズが多数記載されていることには変わりないので、ビジネス英語初心者の方で、たくさんフレーズを覚えたいという方には良いかもしれない。ただ、僕個人としては断然敬語の英語をおすすめする。 

敬語の英語

 

エッセンシャル思考

素晴らしい本だった。エッセンシャルとは"本質的な"を意味する英語であり、タイトル通り"本質的な思考"を形成する上で大変参考になる本だった。本書ではどんな仕事であっても通用する思考法を取り上げているが、メッセージを要約すると「より少なく、シンプルにすることの大切さ」を説いていた。やる必要のないことや無駄なことを最大限排除し、本当に重要なことのみに時間と労力をかけるという思考だ。例えば、大多数の非エッセンシャル人材の思考法は次の通りである。

  • 今すぐやらなくては・・・
  • どれも大事だ・・・
  • 全部やらなくては・・・

一方、エッセンシャル人材の思考は次の通りである。

  • 今すぐやらなくては⇨本当に今やる必要があるのか?
  • どれも大事だ   ⇨大多数のことは重要ではない
  • 全部やらなくては ⇨本当に重要なことをやろう

 専門スキルを身につけることも大切だが、あらゆる仕事の共通して応用できる本質的思考を高めることはそれ以上に重要なことである。その本質的思考を形成する上で本書は指針となる本だ。

エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする 

 

速さは全てを解決する

  

《ゼロ秒思考》全ての人におすすめする究極の思考法とその実践効果の記事で取り上げたゼロ秒思考を用いた仕事術の実践編である。僕たちの実際の仕事にそのまま転用できる仕事術が多数記載されており、仕事の生産性を上げて成果を出したい人におすすめできる本だ。メールの管理術、効率的な会議の進行方法など、大変実用的な内容で勉強になった。書店に大量に溢れている中身のない実用書とは異なる一冊だ。

速さは全てを解決する---『ゼロ秒思考』の仕事術 

 

ブラックスワン 不確実性とリスクの本質

2016年で一番衝撃を受けた本だった。ブラックスワン 不確実性とリスクの本質は、"不確実性"が高い世の中において、いかに人がリスクとリターンを正規分岐的に捉えがちであるかを描写した本である。この本を手にとったきっかけは、メルカリの社長である山田進太郎氏がこの本に大きな影響を受けたという話を耳にしたことだ。今となっては本当に読んでよかったと思っている。

本書の中にある一節である「ペニシリンは、発見されてから15年後に爆発的に広がった」この一文が示すことは、「可能性とは僕たちの気づいていないところ、身近なところに転がっている」ということだ。経営をする人や投資をする人に手にとってもらいたい良書である。

 ブラック・スワン[上]―不確実性とリスクの本質

  

フォーカル・ポイント

フォーカル・ポイントは生産性を倍増させる仕事術が書かれた本である。この手の類の本は世の中に無数にあり良質な学びのないものが多く、最初は疑って読んでいた。だが結果として、今の僕のスタンスを構築する極めて重要な本となった。

この本のメインの主張は「最も重要なポイントを見極め、そこに焦点を合わせる」ということだ。上記で紹介したエッセンシャル思考と通ずるものがある。最も重要なポイントを見極めてそこに注力することの大切さ、そして効果の大きさを、著者はいくつもの事例を交えながら本書で紹介している。

結果をいうと、この本は僕の生産性を倍増させた。仕事以外にもブログ運営等をやっていた僕は、はっきり言って毎日時間に追われていた。それまで通りに普通にやっていたら、僕は今ごろ心労で潰れていただろう。それにもかかわらず、やってきたこと全てで一定の成果を出してこれたのは、この本に書かれている本質的な考えが身についたからだ。

本書で取り上げられている"80対20の法則"や"緊急と重要の違い"などの「最小の努力で最大の成果を出す仕事術」は、全てのビジネスマンが知るべき内容だ。

 フォーカル・ポイント

 

働く全ての人におすすめしたい素晴らしい本だった。仕事は楽しいかね?は「仕事とは何か?」「働くとは何か?」という本質を考えさせてくれる物語でありビジネス書である。

本書はとある会社員の主人公が、出張帰りの大雪により空港で足止めを受けたところから物語はスタートする。そこで主人公はとある老人と出会う。将来への希望も何もない主人公が、そこで出会った老人との対話の中で人生や仕事のアドバイスを受けることになる。実はその老人は、企業のトップ達がアドバイスを欲しがるほどの著名な実業家であったのだ。

老人の言葉には強さと同時に暖かさがあり、本書を読み終えたころには自然と暖かい気持ちと明日への希望が湧いてきた。将来への希望を感じられない人、現状を変えたいけど具体的に何をすれば良いかわからない人に、是非手に取って読んでほしい名作である。

仕事は楽しいかね? 

   

入門 SEOに効くWebライティング

 2016年に本格的にブログを始めたが、この本は僕のブログ運営の指針となった。ブログ運営で大切なことは「価値を読者に提供すること」に他ならず、そのために「いかにして良質なコンテンツを作るか?」そして「どう読者に読んでもらうか?」を考えて運営しなければならない。

現代のブログ運営において最も重視しなければいけないアクセス元はなんだろうか?TwitterFacebook?違う。それは検索エンジンだ。検索エンジンを制するものこそ、ブログ運営を制するのである。そして検索エンジンの90%はGoogleが占めている事実を知らなければならない。つまり「読者に価値を与える良質なコンテンツを作り、それをGoogleに認めてもらい検索エンジンの上位に表示されること」がブログ運営では必要不可欠なのである。そのステップを学ぶ上で、本書は大変役に立つ。ブログ運営に興味がある人、ブログをやっている人の双方におすすめできる一冊である。

入門SEOに効くWebライティング 

 

素晴らしく、独特で、魅惑的な世界観を醸し出している一冊だった。夜は短し歩けよ乙女は京都を舞台に「黒髪の乙女」と「先輩」の2人を描く恋愛ファンタジー小説である。先輩は黒髪の乙女に想いを寄せていたが、彼女は全くそのことに気づいていなかった。本書はそんな2人の別々の視点で物語が進行していく。

2人の恋愛模様を追っているだけでも十分楽しいが、他の登場人物がまた魅力的なのが本書の特徴である。魅力を持った登場人物と、彼ら彼女らが織りなすおもしろおかしい出来事が絶妙に交わり合う傑作だった。

書いていて知ったが、どうやら来年4月にアニメ映画化が決定したらしい。この世界観をスクリーン上で表現できるかは定かではないが、とにかく独特の世界観と登場人物が魅力的な一冊であった。

夜は短し歩けよ乙女 

 

アルケミスト 夢を旅した少年

 

最後に、今年読んだ小説で一番感動し、心に響いた本を挙げて終わりとする。それが「アルケミスト 夢を旅した少年」だ。アルケミストはスペインのアンダルシア地方で羊飼いとして生きていた主人公サンチャゴが、夢を追うためにアフリカのピラミッドを目指す旅の物語である。旅路の途中、主人公は数々の試練、出会い、別れを繰り返し、一つずつ大人になっていく。

この本を読んで、人生で最も大切なことの一つである「夢を追求すること」の大切さを痛感させられた。若いころは誰しも夢を持っているが、大人になり社会に出ると、周囲のことが常識となり、いつしか自分が持っていた大切な夢を追うことを諦めてしまう。「自分の夢を追求しない人生で良いのか?」「本当にこれで良いのか?」と、サンチャゴの夢を追う姿をみていると、こういう気持ちが深層心理から湧き出てくるのだ。この本は夢を追う若者の背中を後押ししてくれる本だ。 夢を追うことを諦めかけている若者にこそ、この本を手に取ってほしい。きっと人生が変わるきっかけになるはずだ。

 アルケミスト―夢を旅した少年

 

2016年もたくさん本を読んだが、この10冊は特に良かった。是非年末年始に時間を取って読んでみてほしい。

 

☆おすすめの本まとめ記事はこちらから